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Bon Bon/Naomi&Goro
 Bon Bon / Naomi & Goro
 
ボン ボン / Naomi & Goro

Naomiさんと Goroさんの二人のミュージシャンによる、日本人ボサノヴァ・デュオ。2004年に出されたアルバムです。正統的なギターの弾き語りスタイルのお二人。ボサノヴァといえば、ポルトガル語というイメージですが、日本語や英語の歌詞でも歌っています。でもまったく違和感なく音にとけ込んでいるのに驚きました。曲によって、フルート、ピアノ、チェロ、パーカッションなども取り入れていますが、それも飾りすぎず、シンプルなスタイルで統一したアルバム。聴くたびに、穏やかな気持ちになれます。


Lounge'64/デオダート
 Lounge'64/Eumir Deodato
 
ラウンジ'64/エウミール・デオダート

タイトルどおり、60年代らしい色気たっぷりのアルバムです。紙ジャケット仕様なのもアルバムコンセプトに合ってます。デオダートを知らずにこのジャケットに出会うと、デオダートを女性だと想う人もいるかもしれませんが、男性です、念のため・・・。ブラジル生まれのエウミール・デオダートはキーボーディスト&アレンジャーとして名高いですが、世界を股にかけた活動とキャリアの長さもあって、音楽の方向性もそのときどきで変化しています(もっともなにをやってもデオダートらしさというのはあるのですが)。その多様さゆえ、人によって好きなポイントが違うミュージシャンだという気がします。とりわけ70年代に入ってからのCTIというレーベルを作った才人クリード・テイラーというプロデューサーとの仕事からデオダートの音楽はガラリと様相が変わりました。なので、CTIレーベルの仕事の前と後で好みが分かれる気がします。ぼくはCTI以前のデオダートのほうが好きです(もっともCTI時代も好きではありますが)。CTI以前のこのアルバムはだから、ぼくにはまさにツボでした。デオダートが64年に制作した音源を、音楽レーベルのIRMAが一枚まとめたというもののよう。 タイトルどおり、ラウンジ音楽が好きな人、映画のサントラが好きな人にはたまらない内容だと思います。デオダート自身がリスペクトする音楽家ヘンリー・マンシーニの曲やジャズのスタンダード曲などを取り上げ、異なった2つの曲をつなげて聴かせるという手法で、そのアレンジの妙に聴き惚れます。
  デジタルリマスター版らしいのですが、もともと録音された時代が時代なので音質は良くないです。楽器によって音が左右のチャンネルに振り分けられています。しかしその旧式さがむしろ味わい深いです。
一曲目の♪Sally's Tomato/Teach Me Tonight ♪のオーケストレーションの華麗さ! はじめて聴いたときはえもいわれぬ 感動を覚えて、むせび泣きそうになりました。


華麗なる殺人/ピエロ・ピッチオーニ
 La Decima Vittima / Piero Piccioni
 
華麗なる殺人/ピエロ・ピッチオーニ

65年のイタリア映画『華麗なる殺人』のサントラです。『華麗なる殺人』の主演はイタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニと、007シリーズの初代ボンドガール、ウルスラ・アンドレス。音楽はピエロ・ピッチオーニ。 ファンキーなハモンド・オルガンが印象的なサントラ。ハモンドオルガンという楽器は、60年代から70年代前半あたりを象徴する「時代の音」という気がしますが、このアルバムはまさにそのど真ん中をいくような内容です。 イタリアの国民的女性歌手ミーナの歌声もこの時代の華であり、強烈な彩 りを添えてます


Tremendao/デオダート
 Tremendao / Eumir Deodato
 
トレメンダォン/エウミール・デオダート

デオダートが生まれた地でもある、リオ・デ・ジャネイロで64年に録音されたアルバム。ジャズ、サンバ色の強い内容。当時、デオダートは二十代前半。あり余るエネルギーをそのまま詰め込んだかのようなテンションの高い音楽が聴けます。デオダートのアレンジメントもさることながら、「ハモンドオルガン弾きまくり!」という演奏もたまりません。音楽へそそぎ込まれるその過剰とも想われるエネルギー。 アルバムタイトルの「トレメンダォン」は〜とってつもなくすごいもの〜という意味だそうですが、デオダートを言い表している言葉ではあるまいか、なんて妙に納得しちゃいました。


アタッキ/デオダート
 Ataque / Eumir Deodato
 
アタッキ(攻撃)/エウミール・デオダート

デオダート、65年の作品。デオダートのオーケストレーションのセンスは秀逸。独特の世界観があります。それにくわえてハモンドオルガンの使い方のセンスはすごいなあと聴くたびに感じさせられます。このアルバムにもそんなデオダートの才気がいかんなく発揮されています。
 5曲目、ブラジルのシンガーソングライター、マルコス・ヴァーリの曲♪Terra
de Ninguem(誰のものでもない大地)♪の 中間部のハモンドオルガンの入り方には鳥肌が立ちました。世界が一変するような劇的な曲の展開と、そこから曲全体をけん引するかのようなハモンドオルガンの力強い音色! 圧巻です!
  このアルバムはまた、デオダートのオリジナル曲であり、名曲である♪Razao de Viver (生きる理由)♪が入っています。


Percepcao/デオダート
 Percepcao / Eumir Deodato
 
知覚/エウミール・デオダート

音楽レーベル、EMI-ODEONの創立100周年記念に2002年に再版されたCD。オリジナルは1972年の作品です。5曲目の エルメート・パスコアルの名曲♪BEBE♪以外はすべてデオダートのオリジナル曲。大作映画のサントラのような、とでもいえばいいでしょうか、全編フル・オーケストラで、「荘厳」とでもいうべき音が詰まっています。オーケストラの演奏ながら、どこか内省的な印象を受けるあたりは、デオダートの曲の特徴とでもいうべきでしょうか。ただ、デオダートは本アルバムでは作曲とアレンジのみで演奏には参加していないようです。アルバムタイトルの Percepcaoという語には「知覚」とか、「了解」という意味があるそう。


Samba meu/マリア・ヒタ
 Samba Meu / Maria Rita
  サンバ・メウ/マリア・ヒタ

2008年にリリースされた、ブラジルの新生マリア・ヒタのサードアルバムです。 ジャケットを見て、手に取り、〜ブラジルの国民的大歌手エリス・レジーナの愛娘〜というコピーに思わず興味津々。 エリス・レジーナといえば、MPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)の礎をきずいた女性です。その娘さんとなれば、期待も大。 聴いて納得でした。お母さんのエリスを彷彿とさせる歌唱力。♪SAMBA MEU♪というアルバムのタイトルが示すとおり、サンバ色の濃い内容で、全編を通 して躍動感に満ちていて、聴いてるだけで元気をもらえます!


Empathy/ビル・エヴァンス
 Empathy / Bill Evans
 
エムパシー / ビル・エバンス

もしも、ジャズピアニスト、ビル・エヴァンスのアルバムを一枚選べと言われたら(言われませんが)、自分は1962年作品のこのEMPATHYを選びます。それくらい好きな一枚です。エヴァンスのピアノにベースとドラムのトリオです。
  このアルバムが出される前年、エヴァンスは一緒にプレイし信頼を寄せていた、ベーシストのスコット・ラファロを事故で失いました。エヴァンスのショックは相当なものだったそうで、その失意のさなかのアルバムということになります
。 タイトルのEMPATHY は、「感情移入」という意味があるそうですが、そのタイトル、そして選曲を見ても、おとなしめな印象で、そこに当時のエヴァンスの傷心を見る気がしてなりません
  ラファロとの演奏ではインタープレイ(演奏者がおたがいの音に影響を受け合いながら即興演奏を繰り広げること)が際だっていました。そのためラファロ以後のアルバムはインタープレイに精彩 を欠くという見方が圧倒的多数。
このアルバムも、そうした観点で比較されたときにどうしても見劣りするようで、正当な評価をされていない一枚という気がします。
 ラファロとの演奏のように、インタープレイの醍醐味は味わえなくとも、新たなメンバー同士の気持ちの距離感が、62年当時の録音技術ゆえのクラシカルな音質とあいまって、得難い空気感を醸し出していると思います。
  2曲目のアイルランド民謡♪ダニー・ボーイ♪の、エヴァンスの内省的で心を打つ演奏。ジャンルとか国籍とかすべてを越えて、聴く人の心にしずしずと訴えてくるような繊細な演奏です。 これはむしろ先の悲劇や、新たなメンバーなくして出せなかったのではないかとすら思わせるほどの珠玉 の演奏です。
  3曲目の♪レッツ・ゴー・トゥ・ザ・ワルツ♪の3拍子が急にアップテンポのジャズに変幻するあたりも鳥肌立つほど気持ちいい。ラストの♪アイ・ビリーブ・イン・ユー♪も楽しい演奏。 適度な緊張感のなかに発される音のひとつひとつが、胸を打ちます。
  内容にたがわぬジャケットデザインもすばらしい。まぎれもない名盤です。
(2009.10.27 記)


プラッサ・オンゼ/Praca Onze
 Praca Onze
 
プラッサ・オンゼ

東京・青山にある、ライブハウス「プラッサ・オンゼ」。創業からかれこれ30年ほどになるそうです(2010年現在)。ブラジル音楽、ラテン音楽の発信基地であり続けてきたプラッサ・オンゼ。出演するアーティストは大物、あるいは気鋭のアーティストという、国内外の実力派ばかり。それでいて、リーズナブルな価格で良質なライブが楽しめる。老舗でありながら、親しみやすいお店の雰囲気がそうさせるのか、アーティストとお客さんの距離も近くて温かいのです。この空気感はやはりこのお店ならではです。本CDはそのプラッサ・オンゼの開店10周年記念にプレスされたもの。2曲ほど本場ブラジルのミュージシャンによる楽曲が入っていて、あとはブラジルのアーティストからのプラッサ・オンゼへのメッセージがポルトガル語で吹き込まれています。日本という地において、ブラジル音楽の土壌を築いてきた、といっても過言でないプラッサ・オンゼ。このお店に対するアーティストたちの愛情がぎゅっと詰まった一枚です。(2010.1.20 記)


piero piccioni-LaVitaAgra La Fuga
 La Vita Agra + La Fuga / Piero piccioni
 
アンリリースド / ピエロ・ピッチオーニ

ピッチオーニが音楽を手がけた映画2作品のカップリング盤です。LA VITA AGRAというコメディ。LA FUGAはシリアスなドラマ。2作品の音楽が収められたお得な(?)アルバム。性格の違う映画のカップリングのため、音楽もタイプが違います。ピッチオーニの音楽の幅が一枚で把握できます。古い時代の音源のため、音質は悪いですが、そんななかにあって人の気持ちに訴えかけてくる楽曲。ピッチオーニさすがです。
(2010.7.29 記)


unreleased/piero piccioni
 Unreleased / Piero piccioni
 
アンリリースド / ピエロ・ピッチオーニ

ダウンロードした音源です。おそらくアルバムとしては出ておらず、ダウンロードでしか手に入らない音源と想われます。タイトルを信じるなら、ピエロ・ピッチオーニの未発表曲を集めたアルバムということになります。驚いたのはこれほど質の高い曲揃いで未発表だったということ。
ピッチオーニは、弁護士から転身して音楽の仕事についたという経歴の持ち主。音楽に対してはある種のコンプレックスを持っていたため、そのような経歴を辿ったと聞きます。若い頃から音楽と同様に哲学を愛したというピッチオーニは、音楽的コンプレックスを、独自の哲学によって昇華させ、結果 として確固たる音楽的センスを築いたような印象があります。
このアルバムにはさまざまなタイプのピッチオーニの音楽センスがちりばめられていて素敵です。華麗、お茶目、真面 目、ロマンティック、タイプの違うピッチオーニの作品がぎっしり。ピッチオーニの音楽家としての魅力がバランス良く集められています。
(2010.7.29 記)


Piero piccioni-IL BOOM
 IL BOOM / Piero piccioni
 
イル・ブーム / ピエロ・ピッチオーニ

1960年代初頭、500枚ほどしかプレスされなかったレコードが、半世紀ほどの時間を経た2010年の9月にCDとして復刻。 3曲目、10分近くに及ぶスキャット・サンバ♪SAMBA DELLA RUOTA は感涙ものでした。スキャットの美しさサンバの力強いリズム、ビッグバンドの演奏の華やかさ、粋なオルガンの音色。曲が進むに連れ徐々にグルーブ感も増してきて、一体どこまで行ってしまうのかと思うほどの盛り上がり。これぞピッチオーニ・メロディの妙。フィナーレまで感動しっぱなしでした。 これだけの作品が、これまで世に500枚しか出回っていなかったなんて! CDによる復刻に大感謝です。 喜劇俳優アルベルト・ソルディが美女達とともに踊るジャケット写 真もばっちり。 今は亡きピッチオーニとソルディ。ほんと今も輝きを失わない格好良さです。(2010.9.10 記)


Pagina Central/ Marcos Valle,Celso Fonseca
 Pagina Central/ Marcos Valle,Celso Fonseca
  パジナ・セントラウ/マルコス・ヴァーリー。セルソ・フォンセカ  

ブラジルの二大巨頭ががっちり向かい合ったアルバム。さなが らゴジラとキングギドラの対決のようにも想えてしまいます。 ギターリストとしてデビューし、その後多くのミュージシャン への楽曲提供やプロデュース業で高い評価を得たフォンセカ。 歴史的名曲に挙げられるサマーサンバの作曲者であり、同時に ブラジル音楽のみにとらわれないアプローチを続けてきたアー ティストのヴァーリー。 さすがというか、聴き手を唸らせる音のツボだらけの内容です 。ごきげんなインストの1曲目から、1曲ごとに毛色が異なっ ていながら、アルバム1枚を流れるように聴かせる手腕はさす がです。気持ちよいポイントが随所にあって、聴きながら、全 身の血流が良くなること請け合いです(笑) (2011.2.10 記)


Yamandu+Dominguinhos

 Yamandu+Dominguinhos
  
/Yamandu+Dominguinhos
  ヤマンドゥ+ドミンギーニョス/ヤマンドゥ&ドミンギーニョス

7弦ギターのヤマンドゥンフォーナ(アコーディオン)奏者のドミンギーニョスのDUOアルバム。ブラジルの二人の名手による究極的な快楽サウンドです。2007年作。
  南部出身のヤマンドゥ・コスタ に対し、北東部出身のドミンギーニョス。音も空気の振動だと考えると、育まれた土地の空気によって音楽の方向性にも影響が出ると考えるのは無理があるでしょうか。そんな二人が出会ったら、いったいどんな音楽になるのか? などと想って聴いてみたら、その気持ちよさに驚きました。
ブラジルでありながら、楽器の音色がそう思わせるのか、ヨーロッパの空気を感じます。
 二大ソリストの競演。それぞれの個性を随所に出しつつ、アンサンブルが見事で、アルバム全体の色合いは崩さないというところが素晴らしいです。2つの楽器のみとは思えないほどふくよかな演奏。至福のひととき! (2011.4.28 記)


Lado B Yamandu Dominguinhos
 Lado B / Yamandu+Dominguinhos
  ラドB/ヤマンドゥ+ドミンギーニョス

ヤマンドゥとドミンギーニョスのDUOによる2枚目のアルバムです。前作から3年を経て、2010年に出された本アルバムは熟成の極みのような音です。DUOとして成熟した観があります。コンサートなどを通 し一緒に演奏活動をしてきたことも大きいのでしょう。 時を経て、二人の距離感が近くなったようなサウンド。いっそう旨味が増したような感じです。二人が寄り添うようなジャケットも象徴的です。
 室内で聴くのも最高に気持ちよいですが、オープンカフェでかかっていたら究極的に気持ちよさそうなアルバムです。夏〜秋の夕暮れ時。日没のオレンジ色の陽の光のなか…、あるいはゴッホの「夜のカフェテラス」という絵のような色合いの時刻のオープンカフェ…。そんなシチュエーションで流れていたら生きてる幸せをしみじみ実感しそうな極上の音楽。 15曲入り。トータルタイムほぼ50分ジャストの至高の一枚です! これだけすばらしいアルバムにもかかわらず、アマゾンでは扱いがないようで…。 (2011.4.28 記)


intimate/ivan lins
 Intimate / Ivan Lins
  インティメート/イヴァン・リンス

ブラジルのメロディメーカー、イヴァン・リンス2010年の作品 。参加ミュージシャンが豪勢なので、相当がっつりしたサウン ドかと思いきや、意外にもさらっとした音でした。なんという か、うまく力の抜けたサウンドというか、還暦を過ぎたイヴァ ンの声に寄り添うようなサウンドというか。オランダ録音の成 せる業? アルバム名のintimateという語は「親しい」という意味があるそうですから、なごやかな雰囲気で作られたということでしょうか。そしてどこかイヴァンの集大成的な内容にも感じられます。とにもかくにもイヴァンの余裕を感じる一枚でした 。 (2011.5.3 記)


 慕情/ローマ・トリオ
 Love Is A Many-Splendored Thing
  / Roma Trio

  慕情/ローマ・トリオ

CDショップの試聴機で耳にして気に入りました。イタリアのジャズトリオだそうです。メンバーは、ルカ・マヌッツァ(p)、ジャンルカ・レンツイ(b)、ニコラ・アンジェルッチ(dr)。トリオ名の「ローマ・トリオ」は日本での呼び名として付けられたそうで、イタリアでは3人のメンバーの名前の頭文字を並べて「RAMトリオ」という名で活動しているそう。
 ほとんどはどこかで聴いたことのあるスタンダードな曲で構成されていながら、 変拍子やテンポチェンジなど、凝ったアレンジで、新味があります。BGMとして流しておいても、どこかしらで「あれっ?」と”耳に引っかかる”仕掛けがあって面 白いです。全体的に明るめのジャズで、聴いていて楽しい気分になります。
(2011.5.10 記)


Swinging Strings / Joscho Stephan
 Swinging Strings / Joscho Stephan
  スウィンギング・ストリングス / ヨショ・ステファン

ドイツ出身の若手マヌーシュ・ギタリスト、ヨショ・ステファン。弱冠二十歳となる99年のデビューアルバムです。若さゆえ? これでもかといわんばかりの速弾きギター。とにかく速いです。しかもスムーズでなめらか。陽性なギターの音色は人柄でしょうか。ギターを弾くのがたまらなく好きという気持ちが伝わってきます。聴きやすいジプシージャズの一枚です。(2011.6.21 記)


Walts For Debby / Monica
 Walts For Debby / Monica Zetterlund,Bill Evans
  ワルツ・フォー・デビイ+6/モニカ・ゼダールンド with ビル・エヴァンス

64年作。スウェーデンの歌手であり女優であるモニカ・ゼダー ルンドとビル・エヴァンストリオの競演。エヴァンスの名曲♪ ワルツ・フォー・デビー♪。もともとはインストで、エヴァン スが姪っ子に捧げた曲だそうですが、その曲にスウェーデン語 の歌詞をのせ、♪モニカのワルツ♪として歌っています。これ がすばらしくはまっています。 スウェーデンの首都ストックホルムで8月の終わり、モニカの 別荘でリハーサルを重ねて録音されたとそう。だからでしょう か、夏の暑い昼下がりにかけていると、清涼感と解放感を味わ えるような気がするのです。気持ち良いです。 (2011.7.210 記)



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